FX考察 Ninja400(EX400G)

2017年にモデルチェンジした現行のNinja400

それ以前のモデルはNinja650をベースにエンジンの排気量を落として開発されていたのに対して現行のモデルはNinja250と共通の車体に400のエンジンを搭載しているため以前より大幅に軽量コンパクトになった。車重は209Kgから167Kgへと40Kg以上と大幅に軽量になっている。コンセプトは先代のスポーツツアラー的なところからツアラー色を薄めてスポーツ寄りに変化している。

現行型は軽量小型化に加えてABSとアシスト&スリッパークラッチを標準装備するようにななった。ABSは安全面で有利だしアシスト&スリッパークラッチはクラッチ操作が軽くなるので左手に腱鞘炎がある自分にはありがたい。メーター周りはアナログのタコメーターに液晶のデジタル表示を組み合わせたものでギアポジションインジケーターが追加されたのも地味だが嬉しい点。ベースとなったNinja250との比較では250がバイアスタイヤなのに対して400はラジアルタイヤを履いている。タイヤサイズはフロントは共通で110/70R-17、リアは250の140/70R-17に対して400は150/60R-17となっているがリアホイールのサイズは同一の様だ。車重は250に対してわずかプラス1Kgにとどまっている。

ライディングポジションの前傾はそれほどきつくないが更にアップしたい場合はハリケーンのバーハンドル化キットで10㎝アップ7㎝バック可能。

シートを純正のハイシートに換えれば長時間の乗車で尻が痛くなるのと乗車姿勢で膝の曲がりがきついのを同時に改善できる。元のシート高が785mmなのでプラス数センチ上がっても足付きには問題ない。

トップケースの便利さは一度使うと手放せないのでリアキャリアも必要になるがその場合はつかみやすそうなタンデムグリップがあってメインのパイプ径が7/8インチとハンドルバート同じでアクセサリーのマウントにも対応するENDULANCEのものが良さそう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA