キャリア取り外し

中古で購入したときからリアキャリアが付いていた。キャリアは付いていれば確かに便利なのだがそれだけに生活感というか便利な道具の匂いがしてしまう。ゲタ代わりにはシグナスがあるのでCBはもう少し趣味のバイク的な方向に振ってみたいと思う。キャリアは簡単に外せるのでとりあえず外してみた。

キャリア取り外し前
キャリア取り外し前
キャリア取り外し後
キャリア取り外し後

外してみたところ実用車的な感じは多少薄められたのではないだろうか。キャリアはオプションだったので外したこの状態が素のCB400SS本来の姿。ここから自分のイメージの中にある1台に徐々に近づけていく工程を開始する。

後輪の手前に置いてあるのはCB400SS用のスーパートラップ4インチアルミショート。最初はこの辺から手を付けるか。

キャリアを外すついでに前後のフェンダーも外してみた。フェンダーレスのまま運用する可能性は低いが、どんなイメージになるか確かめてみたかったので。

フェンダーレスにしたイメージ
フェンダーレスにしたイメージ

思い切って前後ともフェンダーレスで行くという選択肢も考えられなくもないが雨上がりや水溜りの通過を考えるとバイクも自分も泥だらけになる絵が思い浮かぶ。後続の車両からも顰蹙をかうだろう。いくら趣味の乗り物といってもそれ避けたい。ではどんなフェンダーにするか… 案は一応あるのだが。

スペアキー作成

中古で入手したCB400SS、キーは最初から1本しか付いてこなかった。
CB400SSにもHISS(Honda Ignition Security System)というイモビライザーが付いていて、キーに認証のためのICチップが入っているためスペアキーの作成は簡単ではない。
イモビキーの場合1本しかないキーを無くすと面倒なことになりそうなのでスペアキーを作っておくことにした。

HONDA DREAM 横浜泉
HONDA DREAM 横浜泉

費用は以下の通り

  • ブランク・キー 部品代 2,268円
  • キー作成 工賃 1,080円
  • HISS登録 工賃 3,240円

合計 6,588円

スペアキー作成の所要時間は約1時間。その間、店の奥の商談スペースの様なところでコーヒーを頂きバイク雑誌を眺めたり、店内の展示車両を眺めていたので待ち時間は長く感じなかった。

店内に展示されていたスポーツカブ
店内に展示されていたスポーツカブ

店内に展示されているスポーツカブに目を惹かれた。かなり良いコンディションに保たれている様に見える。造形もカラーリングもセンスが良い。

現状記録

今後少しずつ手を入れていくと思うが、その前に現状を記録しておく。

右サイドビュー
右サイドビュー
左サイドビュー
左サイドビュー

引取り時の総経距離は9,000Km弱。オプションのキャリアが付いているのとミラーがオリジナルでないものに交換されている以外はノーマルのままに見える。メッキのフェンダーやハンドルバーに細かい点サビが出始めている。ガソリンタンクに小さなエクボがあるがあまり気にならない。

気になるのは前オーナーによって各部がシルバーに塗装されているところ。それも素人がハケで塗った様で美しくない。

リアサスとキャリアがシルバーに塗られている。
リアサスとキャリアがシルバーに塗られている。
トップブリッジとハンドルバークランプもシルバーに塗られている。
トップブリッジとハンドルバークランプもシルバーに塗られている。

全体的な素性は悪くない様なので気になる点を改善しながら自分の中にあるイメージに近づけていきたい。

引取 ユーザー車検

区役所で仮ナンバーを借りて住民票を取り地下鉄に乗ってモトイージーまでCB400SSを引取りに。残金を支払うと廃車証、譲渡証、委任状などを受け取り、引取りは直ぐに終了。引取り時の積算走行距離は8,996.1km。
自走で神奈川県運輸支局まで名義変更とユーザー車検のため仮ナンバーで自走して移動。

CB400SS引取り1
引取り後、先ずは給油

仮ナンバー、デカッ。ナンバープレート固定用の穴のピッチが合わず片側しかボルトが止まらないため反対側はタイラップで吊っている。

CB400SS引取り2
現状記録のため横からも1枚

予約してあった車検の時刻が近づいていたので書類作成は代書屋に頼んだ。有償なだけのことはあり名義変更・ユーザー車検とも問題なくスムースに済んだ。

ナンバープレート装着
ナンバープレート装着

昼過ぎに運輸支局につき2時過ぎには全て終了。帰路の横浜新道で高速域を試してみたが直進性やエンジン音などに問題は見られなかった。日が暮れて寒くなる前に帰宅できた。

購入

ヤフオクで2005年で走行9,000KmのCB400SS(黒)を見つけた。
車検切れでオークションスタート時の価格は80,000円、最低落札価格が設定されており未入札。
出品者は横浜市南区のモトイージーというショップ。
電話番号があったので電話して聞いてみたところ最低落札価格は150,000円で保証は無しとのこと。

2015-02-09_auction01
オークションに掲載されていた画像 #1 ほとんどノーマル、オプションのリアキャリア付き
2015-02-09_auction02
オークションに掲載されていた画像 #2 バックミラーは外してあるのか?
2015-02-09_auction03
オークションに掲載されていた画像 #3 セル付きの後期型

ショップの場所は横浜市営地下鉄の蒔田駅から徒歩圏。
近くだったので地下鉄で現車確認に行ってみた。

現車は一見したところキレイ。エンジンもセルで問題なく始動して異音も感じられなかった。
気になるところはトップブリッジ、エンジン、リアサスなどが刷毛でシルバーに塗装した様になっている点くらい。
前オーナーが錆びを隠すために塗ったのだろう。
右フロントウィンカーの基部が破損していてタイラップで止められている。
バックミラーとフロントブレーキのブレーキランプスイッチが欠品、チョークレバーが破損していたが納車までには直すとのこと。
このショップが新車で初老の男性に販売し、それを親戚または知人の女性が譲り受けた車両らしい。

保証無しで車両代金138,889円+消費税11,111円の合計150,000円。
内金10,000円を入れて購入決定。

CB550F Caferacer

braam-cb550-motorbike-1
インターネットで見つけたCB550Fベースと思われるカフェレーサーの画像

文句なしにカッコイイと思う。
前後フェンダーレスやクラシカルなパターンのFirestoneタイヤとか実用上はちょっと問題ありそうだけど、カッコ良さがそういう問題を些末なことに感じさせる。
いつかこんなバイクに乗りたい。